ライくん
シマはん
エクセルの表で、日付を入力したら隣のセルに自動的に曜日が表示されたら便利ですよね。入力する頻度にもよりますが、手入力はめんどうですし、入力ミスの可能性があるので自動入力させるのがおすすめです。今回は曜日を自動入力する関数をご紹介します。
本記事では読みやすさに配慮して関数を表記する際に任意の場所にスペースを入れている場合があります。そのため、記事内の関数を単純にExcelにコピペしてもうまくいかないのでご注意ください。
TEXT関数の設定方法
結論から言うと今回は「TEXT関数」を使います。曜日を自動入力させたいセルに次のように入力します。
=text(日付が入力されているセル,”aaa”)
例えば「A1」のセルに日付が入力されている場合は次のようになります。
=text(A1,”aaa”)
エクセルがデフォルト設定の時はハイフンを使って日付を簡易的に入力することができます。1月1日なら「1-1」、12月31日なら「12-31」と入力するだけでOKですので覚えておくと良いと思います。
また「CTRLキー + ;キー」で「今日の日付」を入力することができますので、こちらもおすすめです。
*「;キー」はEnterキーの3個くらい左にあります。
この関数に関しては ”aaa” の意味は考えないでOKです。呪文だと思ってください。ちなみに “aaaa” とすると「火曜日」のように「曜日」まで込みの値が表示されます。
入力時には「”」の入力を忘れないようにしましょう。
*「”」はシフトを押しながら「2」を押します。
()を付けて曜日を表示させるとき
よく曜日をかっこ付きで表示しますよね。(月)とか。そんな場合には「&」を併用して次のように入力します。
= “(” & text(A1,”aaa”) & “)”
*先ほどと同様「A1」のセルに日付が入力されている場合です。
エクセルの関数で「&」を使うと単純に文字列などを合体することができます。
A1のセルに「今日は」、B1のセルに「晴れ」と入力されている場合、「= A1 & B1」と入力すれば「今日は晴れ」という値になります。
A1のセルに「今日は」と入力されている場合、「=A1 + “晴れ”」と入力すれば「今日は晴れ」という値が表示されます。
リストにする場合の工夫
今回の例の場合「申込受付簿」を想定しているわけですが、このようなリストの場合 入力が想定される行まで関数を入力しておきたいですよね。それ自体に問題はありませんが、そうすると次のように何も入力されていない行に「土」と表示されてしまいます。
この関数、日付が入力されてない場合の初期値が「土曜日」らしいです。。
ライくん
何も入力されていないセルに「(土)」だけが表示されているとかっこ悪いのでIF関数を使って整理しておくのがオススメです。
= if ( 条件 , YESの場合の値 , NOの場合の値 )
のように入力します。
= if ( A , B , C )
の意味は「条件Aの回答がYESならB、NOならC」を表示する感じです。
=IF( B3=”” , “” , “(“&TEXT(B3,”aaa”)&”)” )
としました。「日付のセル(B3)が空欄なら空欄、そうでなければ日付に対応する曜日を()付きで入力せよ」という意味ですね。
*「””」は空欄を意味します。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。日付や曜日は手入力するとけっこうタイプミス・入力ミスが頻発するので、できる限り自動化しておくことをおすすめします。ぜひ一度試してみてくださいね。