こんにちは。
パソコンで作業をしているとウィンドウがたくさん開いて画面がごちゃごちゃになってしまうこと、ありますよね。Windows7以降のOSにはウィンドウのサイズをうまく調整して画面を無駄なく使うことができる機能があるのでご紹介します。画面の表示を整理することで作業の効率もアップします。
必要なソフトを開く
まずは必要なソフトを開いておきます。今回はExcelとWordを開いておきます。
マウスで画面配置を調整する
ここからはWindowsの標準機能を使います。
作業の流れ
開いたWordの上部をつかんで(クリックしながら)動かします。
つかんだまま画面の左の縁まで移動させます。まだクリックは放しません。
この時白い枠がうっすら表示されるのを確認してください。
白い枠がうっすら表示されたところでマウスのボタンを放すとWordのウィンドウが画面のちょうど半分になりました。
Windows10の場合はもう半分の画面に表示するウィンドウを選ぶ画面が表示されます。表示させたいウィンドウをクリックすると画面が二分割で表示されます。
このような表示にできましたか?
表示されたウィンドウのサイズ比を変えたい場合は真ん中の境界線をクリックして動かします。
左側に動かしてみましょう。
このように好きな比率で表示させることができます。
ここまで2つのウィンドウを表示しました。この機能を使うと4つまでのウィンドウをうまく表示することができます。試しに3つのウィンドウの場合をみてみましょう。
下の図はWord・Excelに加え、PowerPointを表示させたところです。
今回はウィンドウをつかみながら左上の角までもっていきます。
そうするとウィンドウを画面の4分の1のサイズに表示させることができます。
同じようにして残りのウィンドウも整理すると次のように表示することができます。
できましたか?このように画面表示を整理することで効率アップできそうな作業で、思いつくものをいくつか挙げておきます。
- インターネットサイトを見ながらWordやExcelで作業する
- インターネットサイトから文字をWordにコピペする
- Wordの文字をエクセルにコピペする
- フォルダを画面左右に表示させて、中のファイルを比較する
ショートカットキーで画面配置を整理する
これまで説明したウィンドウの画面配置はショートカットキーでも操作することができるので、最後にご紹介します。
使うキーはWindowsキーと矢印キーです。
表示を調整したいウィンドウをクリックしてアクティブにし、Windowsキーを押したままにして各矢印キーを押します。
役割は次のとおり
Windowsキー + ←キー : 左半分に表示
Windowsキー + ↑ キー : 画面いっぱいに表示(最大化)
Windowsキー + ↓ キー : たたむ(最小化)
Windowsキー + →キー : 右半分に表示
Windowsキー + ←キー の後 ↑キー : 左上に4分の1サイズに
Windowsキー + ←キー の後 ↓キー : 左下に4分の1サイズに
Windowsキー + →キー の後 ↑キー : 右上に4分の1サイズに
Windowsキー + →キー の後 ↓キー : 右下に4分の1サイズに
いかがでしたでしょうか。
効率よく作業するためにも、ぜひこの機能をマスターしてくださいね。